心が折れる

色々なところで話題の“心が折れるその一言”がプロジェクトを倒壊させるですが,ワタシ的に注目なのは「心が折れる」という言葉ですね。ワタシの記憶が正しければ,この言葉は,女性格闘家の神取忍のセリフとして夢枕漠がエッセイの中で紹介したのが始まりじゃないかと思う。だからしばらくはこの言葉は「格闘用語」だった。それがここまで広まっているのがオドロキ。それとも単に書いた人が格闘ファン? でも汎用性があってキャッチーな言葉だよね。広まる条件はそろっている。
他に格闘系の言葉を考えてみたけれど,認知されているのってあるかなあ。ガードポジション。凄玉(善玉でも悪玉でもなくそれを超えた存在。村松友視提唱)。ガチンコ。掟破りの逆××(オリジナルは「掟破りの逆サソリ」古館伊知郎)。