色覚バリアフリー(さらに続き)

赤緑色弱で一番困るのは顔色。これ最強。「顔が赤い」というのは,人に言われると分かる。ただ赤い顔は判別できなくても困ることは少ない(酔っぱらいが遠くから識別できなかったり)けれど,「顔が青い」というのが分からない。「青」たって,本当に夏の空みたいな色になるわけじゃないよね? きっと「赤みが無い」って意味なんだろうなあ。でも分からないから,他人が体調不良なのを分かってあげられない。ちなみに自分の顔色も分からないから,むかし十二指腸潰瘍で大量に出血した(本人は気づいてなかった)状態で,会社に行ったときも,なぜ歩くとふらふらするのかなーと思っていた。会社に着いた瞬間「顔色が青いの通り越して白いです」と言われ,病院に直行したのであった。