昔の雑誌とか本とか

何度か引っ越しをしたり,狭いアパートに独り暮らししたりしていたので,購入した本はほとんど捨てるかあげるか売るかしてしまった(「これは大事」って思った本は実家に送っておいたのに,このまえ無断で処分された..)。それでも手元に置きたい本が残ったわけですが,これは感動の名作とか人生を変えた一作とかではなくて「ぜってー再販されたりしないだろうなあ・・」という類になる。

例えば米国のPC雑誌の「BYTE」の数冊のバックナンバー。いま見ると会社の資料室の紙が貼ってあるので,大規模な組織変更で資料室そのものが無くなるときにもらってきたものらしい。AppleIIe,マック,Amiga,Lisaなどが発表された号。Object Oriented Language特集,Easy Software特集,Computer Conference特集なんてところ。十数年前ってのにいま読んでも面白いなあ。惜しいのはSmalltalk特集号がないこと。確か探しまくって,最終的には会社の図書室で見たんだっけ? Apple関係はけっこうあって,日本版PlayBoyやWIREDのスティーブ・ジョブスのロングインタビューが載ったやつ。「遊撃手」と「BugNews」は全部ある。「A+」とか「MacTutor」もあるなあ。本じゃないけど,マックのSmalltalk処理系もあるぞ。由緒正しい移植なので,3ボタン前提で使いにくいのであった・・

日本の本では,晶文社から出た都筑道夫の傑作ミステリー評論集「黄色い部屋はいかに改装されたか(新装版→ISBN:4794963505)」「死体を無事に消すまで(絶版→ISBN:4794956053)」とか。「目と耳と舌の冒険」がどこかにいってしまったのには泣ける。山藤章二のイラスト付きで復刊してほしい。

nekopさんが25歳というのに衝撃を受けたので,昔話で対抗してみました。